能登スタイル

パソコン版スマートフォン版

<広告>


のとびと
<広告>

濱谷清一さん(志賀町)

富来有機の会代表

こだわりの米づくり
有機栽培の米づくりに取り組むグループのリーダー。専業農家になってからまだ4年だが、米だけでなく、ネギの栽培も始め、農業を仕事としていけるモデルづくりを目指す。
富来有機の会
〒925-0446 羽咋郡志賀町富来地頭町8の207番地
TEL・FAX 0767-42-0081

※記事内容は取材時のものです。掲載情報変更の場合があります。
ご利用・お出かけの際は、お問い合わせ先などでご確認ください。

◆4年前から専業農家に
4年前、父親が亡くなり、濱谷家が長年続けてきた司法書士・土地家屋調査士事務所を廃業し、専業農家になった。それまでも兼業で農業は行っており、現在は米を中心に、ネギの栽培にも取り組んでいます。ネギは収入の安定のために始めた。ネギは中央市場に出せば、翌日には口座にお金が振り込まれます。しかし、ネギは雨が多くてもダメで、からからでもダメというデリケートな作物です。昨年は金沢中央卸売市場に、3,600ケースを出荷したが、今年は天候不順のため1,100ケースで終わった。
◆農業の面白さ
 水稲は芽出しの苗を農協から買うが、ネギは種から播種します。畑に植えるまでに4ケ月くらい面倒をみないといけません。小さいときから育てて植えて、さらに畑で育てて収穫します。米もそうですが、食したお客様に喜んでいただけることが一番の楽しみです。
 また、直販もしているので、お米を食べてくださっている方からメッセージが届いたり、ケーキを送っていただいたりもします。知り合いに食べさせたいからと、試しに送って下さいと注文して来られる方もいらっしゃいます。
 昔はいやいやながらやっていた農作業が、生活の糧になるようになったのが面白い。
◆有機栽培
 普通の米を作っていても事業としては限界があるので、有機米に取り組み始めました。有機栽培は専業になる前から行っており、すでに7年目になります。有機肥料は米糠と魚粕を使っています。
 最初、知人の農家に勉強に行き、見本として有機米を買ってきて、炊いてみた。食味は違わなかったが、炊いた翌日になっても色が変わらなかった。それが有機栽培米の特徴なのだと理解した。。
 実際の有機栽培は除草で大変な目にあってきた。転換期間中の米はそれなりの量がとれたが、3年目からは草が多くなり大変でした。ヒエが大きくなり、それは一通りとったら、次はコナギがびっしり生えるようになった。
◆紙マルチ
除草の方法として、紙マルチを使っています。水田全面に紙を張りながら、稲を植える方法です。農林水産省の有機の資材として認定された紙があるので、それを使っています。水田全面に紙を張りながら、稲を植えます。富来有機の会のメンバーの半分ぐらいが導入しています。紙マルチだけで100万円近くかかっていますが、除草の手間が大幅に削減されます。 
 有機の米は5月15日から20日の間に植えており、カメムシもまずつかない。
◆「富来有機の会」
 化学肥料や農薬を使って栽培する従来からの農法を変えるのは勇気がいることなので、最初は「勇気の会」と名付けた。しかし、「そんなふざけた名前はダメだ!」ということで、オーソドックスな有機の会になった。会員が耕作している面積は14ヘクタール(町歩)で、メンバーが17名になっています。有機JASマークをつけて販売するためには、毎年検査が必要で、認証機関から検査官に来ていただくので、その手間や経費が面倒くさくて、途中で辞める人も多い。
 有機栽培米は自然食品店「瑞雲」に毎月送っています。玄米で送り届けており、販売量は一番多い。県内では、Aコープで販売しています。
 有機の米はたしかに美味しい。有機の会の中でもメンバーによっては、自分で食べる米にしている人もいます。「これを食べたら、他の米は食べられない」と。
<広告>

PR

能登の産品を販売中!能登スタイルストア 能登・中島産の殻付き牡蠣を一斗缶に入れてお届け 志賀町・籠漁の甘エビ