能登スタイル

パソコン版スマートフォン版

<広告>


のとびと
<広告>

藤井幸江さん

陶房 独歩炎(どっぽえん)

夫婦それぞれに異なる作風で陶芸活動
横浜生まれの横浜育ちだが、能登島出身のご主人と愛知県で知り合い、結婚後に能登島に移り住んだ。子育てをしつつ、マイペースで創作活動に取り組む。
陶房 独歩炎(どっぽえん)
926-0216 石川県七尾市能登島曲町10-3-1
TEL 0767-84-1197
URL http://www.doppo.jp/

※記事内容は取材時のものです。掲載情報変更の場合があります。
ご利用・お出かけの際は、お問い合わせ先などでご確認ください。

◆横浜生まれの横浜育ち
 横浜生まれです。福島県出身の両親のもと、横浜の上大岡で26歳まで暮らし、美術系の短大を卒業したあとはOLをしていました。でも、「ものを作る仕事がしたい」と思って、働きながら陶芸教室に通い、教室の先生に愛知県の窯業訓練校を紹介いただきました。
 当初は1年間そこで学んで横浜に戻るつもりでしたが、結局2年間学び、瀬戸の陶器会社に就職しました。その後、自分の窯を持って独立し、創作活動を始めました。独立した頃に主人と出会い、結婚後2年ほどしてから、主人の故郷である能登に来ました。ここで窯を持つ前も、一度だけ20数年前に能登島に来たことがありました。
◆能登でも創作活動を続ける
 7年前の2002年に能登島に移ってきてからも、創作活動は続けています。主人がサポートしてくれるおかげです。婦人会や地域活動にも参加しています。
 最初の頃は「地元の人の嫁」とみられるのでプレッシャーがありましたが、今は慣れてきましたね。それなりに能登暮らしを楽しんでいます。遠方に出かけるのは作品展で行くことぐらいですね。
 陶芸教室も開いており、いつも数人の方が通っています。能登島に来た当初は知人もいませんでしたから、知り合いを作るためにも陶芸教室を始めることにしました。教室参加者はやはり地元の七尾市内からが多いですが、志賀町からお越しいただいている方もいます。
◆陶芸教室で人の和が広がった
 陶芸教室は、生徒を大勢を集めるというのではなく、「本当にやりたい人に来ていただければ」と始めたのですが、コンスタントに来ていただけています。おかげで地域内にいろいろな知人ができました。それも独身の女性が多くて、若い女性がこんなに集まる場所は地域の中に無いのではないかと感じています。教室をやめて結婚したあとも、遊びに来て下さいます。
 「人が集まるところにしたい」という気持ちも強くありましたが、教室に通う人だけでなく誰でも気軽に立ち寄って、お茶を飲みながら雑談できるような場になっています。自分から外に出るタイプではないのですが、皆さんにお越しいただいて、交友関係が広がりました。
◆生徒さんは希望を形に
 教室と言っても、特別なカリキュラムはありません。生徒さんの作りたいものを作っていただいています。年配の方の中には、定年退職されて時間ができたため、毎週来られて作品づくりに取り組んでいる方もいますし、大作を何週間もかけて作られる方もいます。結婚式の引き出物を全て自分で作られた方もいます。生徒さんの要望に応じて、アドバイスしたり、取り組んでいただいています。
 教室利用チケットを1万円分販売して、1回1,000円でいつまでも有効です。前回から間がすごく空く場合もありますし、お子様と一緒に来られて宿題の作品づくりをされる方もいます。
◆夫婦で創作することのメリット
 学生時代から含めると、陶芸を始めて20数年になります。主人とは性格が結構違うせいか、夫婦でかなり作風が違います。好みがはっきり分かれるお客様の場合でも、夫婦いずれかの作品を選んでいただけるので、お客様にも喜んでいただいています。
 実は結婚した頃は似たような作品を作っていましたが、結婚後に主人のすすめで土物から磁器に変えました。当初は不満でしたが、2年後くらいからお客様に褒めていただけるようになり、徐々に自信がついてきました。新しいことに挑戦するのは得意ではなかったのですが、結果として良かったと思っています。
◆生活の変化で作品も変わる
 作品づくりは、自分の生活の変化に応じて変わってきている面があります。5年前の2004年に子どもが生まれたときは子ども用の器を作り始めたり。どちらかというと、使い手の目線で作品づくりをしています。目に付いた食器を観察することもありますが、いろんな作品を見てしまうとイヤになりそうなので、自分の興味関心で取り組んでいます。
◆マイペースで続けていきたい
 夫からは「どん欲さが無い!」と言われますが、一生懸命頑張っているつもりです・・・。無理をしないで創作活動を続けていきたいと考えています。作品は、県外で販売している比率が圧倒的に高いです。作品展は、定期的に県外で行っています。 一方で、いろんな人に能登にお越しいただけるようになると良いなあと思っています。
<広告>

PR

能登の産品を販売中!能登スタイルストア 能登・中島産の殻付き牡蠣を一斗缶に入れてお届け 志賀町・籠漁の甘エビ