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のとびと
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大平みさと さん

古民家いやし処 悠庵(ゆうあん)

明治時代の古民家でいやしのひととき
2009年に中能登の古民家に移り住み、リラクゼーションサロンを開業。さらに、昔の人の知恵が詰まった民間療法にも目を向け、体質改善に役立つ情報発信も進行中です。
古民家いやし処 悠庵(ゆうあん)
石川県鹿島郡中能登町久江
TEL 0767-77-2240
http://healing.cosmicchild.org
営業時間/10:00~19:00(月、火、木、日)10:00~17:00(金、土、祝前日)
定休日/水曜日、年末年始(12月31日~1月1日)

※記事内容は取材時のものです。掲載情報変更の場合があります。
ご利用・お出かけの際は、お問い合わせ先などでご確認ください。

屋久島での開業を計画し、ハワイで勉強
子どもの頃は転勤族、就職後は金沢で公務員をしていた大平さん。いつかは独立したいと起業を考えていたある時、屋久島のペンションを任せてくれると声が掛かり、屋久島への移住をほぼ決意していました。
まずはペンション経営を体験しようと、仕事も辞めてハワイで民宿を営む知人宅に滞在、その民宿のお手伝いをしながら、ロミロミなどハワイのリラクゼーションの勉強を重ねました。
ハワイの島々も訪ね歩き、自分の理想の「いやし」を探すうちに出会ったのが、あるオイルマッサージの達人。確かな技術も空間もホスピタリティもすばらしく、しかも気軽に受けられる価格。その日に訪れるお客さんに最高のいやしを提供するための1日の時間の使い方など、姿勢にも共感したといいます。
さらに、ハワイの現地の方々が体の健康メンテナンスをカジュアルな意識でとらえ、日々の生活に取り込んでいるハワイ流の暮らしにも大いに刺激を受けました。
能登に移住し、いやしの仕事を
その後、座禅に訪れた先で出会った禅師に屋久島の民宿の計画を話したとき、ポンと投げ掛けられた言葉が「能登は良いよ」というあまりにも意外な言葉でした。金沢で働いていたことはあったけれど、能登という選択肢は、それまで全く考えていなかった大平さん。
「能登は、潜在的な経済力がある土地で、本来過疎化や高齢化が進むような場所じゃない。若い人が能登でいやしの仕事をしたら、すごく喜ばれるよ」
禅師のそんな言葉がまだ耳に残る頃、知人が能登羽咋の古民家に移住。村に溶け込む彼らの暮らしぶりを目にしたことも後押しになり、物件探しを開始しました。見た目には空き家があるようでも、都市部からの移住希望者は入居の順番待ちという実態も体験しつつ、中能登町の空き家情報バンク第1号として移住を決め、「古民家いやし処 悠庵(ゆうあん)」を開業しました。
家を補修し、畑で野菜作りもスタート
20年以上無人ですっかり荒れ果てていた古民家の掃除から始め、畑の土づくりも行ないながら、家の補修や手入れが落ち着くまでに約3ヶ月。
マッサージルームは一番日当たりの良い部屋を選び、壁の漆喰塗りや柱の柿渋塗りも自らの手で行いました。柿渋は、防カビ効果、防虫効果の高い、優れた天然塗料です。最初は壁がボロボロとはがれかかり、柱が風化したような色になっていた部屋が、見違えるようないやしの部屋に生まれ変わりました。
「ハワイで見た理想の店とは違うけれど、ここにはここの味があります。まして移住希望者が、築100何十年もの古民家で、しかもほとんどリフォームされずにきた家を探しても、きっとなかなか巡り合えません。お客様の中には、玄関の広い土間を見るなり、懐かしいと歓声をあげる方もいらっしゃいますね」
一日人数限定のマッサージ
こうして能登に移住した大平さんが営む古民家いやし処「悠庵(ゆうあん)」は、1日4名限定の女性専用リラクゼーションサロン。
ツボを刺激しながら、頭の先から足の先までをゆるゆるにほぐして骨のゆがみを整え、全身のコリをほぐしていきます。例えば強い力でコリをもみほぐすようなマッサージとは違い、時にはくすぐったいほどの刺激ですが、心地良くリラックスして受けることができ、眠ってしまう方も。
オイルマッサージはまだ日本ではあまり馴染みのない方も多いので、抵抗無く受け入れやすいかたちを試行錯誤中とのことですが、精製度の高い高品質なオイルにはとてもこだわっています。
フルーツ酵素で民間療法も紹介
大平さんのもう一つのライフワークが、現代人の食生活に不足しがちな酵素を補うフルーツ酵素。青梅、ゆず、みかん、りんご、いちごなどを漬け込んで作る発酵飲料です。
一般の人が身近な食材で手軽に作れる民間療法のひとつで、解毒作用や体質改善が期待でき、これまでに金沢等で開催した作り方教室はいつも満員、好評を博してきました。
山野草で作ったものは特にデトックス作用が期待できるそうです。つるむらさきやまたたびなど、元はちょっとクセがあったり飲みにくいものでも発酵によってまろやかになり、おいしくなります。春にはみんなで山に雑草摘みに行き、大量に樽に仕込むという教室も行ないました。
今後は能登の山を活かして、こうした民間療法を紹介していきたいと考えています。
古民家の広さを活かして教室会場にも
健康維持のためにサプリメントを買って飲むのもひとつだけれど、自分の庭や地域の中にあるものを材料に手づくりできれば価格コストも低く済みます。
本当の健康は、人間のもつ自然治癒力を高めていくこと。それを昔の人の知恵の中から見直して、幅広く伝えたい。
民間療法は、ほかにもこんにゃく温湿布やビワの葉エキス、焼き塩療法などいろいろありますが、もはやあまり使われていなかったり、作り方・やり方が伝えられていないために知らなかったり。
「能登のこの辺りは高齢者の方が多いので、無理なくできる体操やストレッチも含めた、自分でできる健康法をご紹介していきたいですね。囲炉裏のある広い座敷を開け放てば教室会場にできます。古民家がいろんなことをさせてくれるんじゃないかと思っています」
ボディメンテナンスを生活の一部に
マッサージを柱に、トータルな健康提案で心身をいやしていきたいというのが、大平さんの描くプラン。高齢化が進む能登では、いつまでも元気で過ごせる体の土台づくりは大切です。
「能登の女性はびっくりするくらい働き者ですね。皆さんオーバーワークで、痛いところが出ればマッサージに来られます。もちろんそれで良いんですが、体操などによって自分でメンテナンスすることが、もっと定着したら良い。難しいことだったら伝えにくいけど、すごく簡単にできて身近に取り入れやすいことが多いんですよ。人って情報をもらうと、"あぁ、こういう風にすれば良いんだな"って納得しますし、外から来た人間のほうが気付いたり、伝えられることもあると思うので、無理せずゆっくり進めていきます」
ハワイで究極のいやしに出会い、能登でのいやしを自らの手で生み出し始めた大平さん。中能登の古民家を発信源にさまざまな広がりが生まれそうです。
 


[悠庵(ゆうあん) メニュー]
◆◆悠庵の基本メニュー◆◆
●いやしコース(70分 4000円)
●アロマコース(60分 5500円)
●美顔エステコース(50分 4000円)
●7つのチャクラのサウンド・セラピー(60分 4000円)

◆◆スペシャルコース◆◆
●コース1:いやしコース + 美顔エステ(90分 7000円)
●コース2:アロマコース + 美顔エステ(80分 8500円)
●コース3:ゆったりアロマコース(130分 12,000円)

◆◆オプションメニュー◆◆ 
●おなかリラクゼーション(15分 1500円)
●あしリラクゼーション(15分 1500円)
●腰痛解消 骨盤ゆらぎ調整(15分 1500円)
●天使のサウンド・セラピー(20分 1500円)
※メニューはすべて女性限定です。
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