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のとだより
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学生プロジェクト

能登半島における建築様式

 
能登民家写真集#1

私は今回はじめて能登半島を訪れ、広がる山々と面した海の雄大さに心を打たれた。そもそも能登は半島であるから、本州の土地に比べ海に面する面積が広く、能登で生活する人々と海との関わりが深い。古くからなまこやイカ、ぶりといった水産資源が豊富に採れるとして知られている。それと共に、入り組んだ海岸線から始まり、隆起した山々が連なり、能登金剛や二上山といった名所が能登半島国定公園として広がっている。
 
今回私が記事を書くにあたり焦点を当てたことは、そういった観光名所に代表されるような能登ではなく、実際に能登に住んでいる人々やその生活そのものである。前述した能登金剛や二上山といった名所については、様々な観光案内サイトに書かれているから今更書くほどのことでもないと考えられるからである。
 
私は、そういったいわゆる特徴的な能登ではなく、ありのままの能登を捉えることを考えた。そこで今回、能登に住む人々の日常を表すものとして、能登にある「民家」に焦点をあてて取材を行った。そこらに転がっている平凡な民家や集合住宅であっても、海や山に囲まれ能登の人々が生活している以上、なにかしらの能登らしさがそこにあるのではないかと考えたのである。
 
以下、実際能登半島の写真を掲載していく。
内容について深く言及する記事というより“能登民家の写真集”というべきものを目指している。各人の価値感によって写真をどう見るかなんてことは簡単に変わってしまう。都会や田舎といった読者自身の出身が違うというだけでこれらの写真の捉え方は変わるだろう。観光名所のような何が凄いのかわかりやすいものでは、なにがすごいのかわかりやすく言葉にすることが肝要だが、今回のような平凡な日常について表現する場合、そういうわけにはいかない。
 
読者には、それぞれの見知った景色と単純に比べてもらいたい。各人が住んでいる場所、あるいは故郷の景色、あるいは今この記事を読んでいる周辺の景色と比べてもらいたい。そして能登の空気感を感じてもらいたい。それが本稿の目指すところである。
 
そういうことで、ここに記載する写真群についてどういう見方をするべきか、言葉にしてしまうのは無粋というものだ。ともかく、某テレビ番組、世○の車窓からというわけではないが、観光を誘致するようなものではなく、ありのままの能登の写真をどんどん掲載していくので、良いか悪いかはともかくとして、能登半島にいったような気分を感じていただければ幸いである。また、あわよくば、読者の故郷や住んでいる場所の良さを再発見することができることを期待する。
また、民家のプライバシーの関係から詳細な場所に関する記述は差し控えたく思うのでご了承いただきたい。
この記事では、石川県羽咋郡志賀町周辺の民家とその情景の写真を7点掲載した。
 
私は出身が長崎であり割と田舎の出身なのだが、能登の海の近さには驚いた。道路を走るとすぐ海が見える。能登は、小さい山が多く、点在している民家と山がほぼ接するほど近くにある。山と海と民家という建物がほんとうに生活の中で共存しているんだな、ということがひしひしと感じられた。また、今回撮影した日が天候に恵まれたこともあり、空の広さや能登の雲の雰囲気がよく現れていた。九州とは明らかに雲が違っていて、能登の雲はなんだかモコモコしている。本当は、雪や海の潮風の影響などが、民家の形に影響を与えているのではないかと思っていたのだが、パッと見の外見ではそれほど建物には違いがないようだった。

古川 幹洋

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