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中谷家


囲炉裏の雰囲気を大切に、生活しながら中谷家は守り続けられています。
〒928-0300 石川県鳳珠郡能登町字黒川28-130
TEL 0768-76-1551
9:00~12:00 13:00~16:00
大人1,000円 小人500円 (要予約)
不定休 12月~2月は休館
のと里山海道穴水I.C.より車で40分

※内容、時間、料金など掲載情報は取材時のものです。
ご利用・お出かけの際は、お問い合わせ先などでご確認ください。

■囲炉裏での当主・中谷さんとの会話
中谷家の当主中谷さんは、囲炉裏の雰囲気と、そこでのお客さんとの対話をとても大切にされています。それはどちらも、この中谷家にしかないものだから、と。火を囲みながら、この家での生活の話、農業の話、能登の話等、いろいろな話題の会話が生まれます。
能登にはかつて62の天領があり、その1つの黒川の庄屋がこの中谷家だったのです。
華美な装飾はほとんどなく、質素ながらも、力強い太い柱と梁が中谷家独特の雰囲気を作り出しています。この空間に身を置くと、不思議と体の力みが抜けて行くような、温かい人と素朴な建築空間に包み込まれる錯覚に陥ります。
■能登で初の水力発電所
黒川には明治時代に、河川の水車による水力発電所があり、黒川と隣の在所の百数十世帯の電気を賄っていたそうです。中谷家には今でも部屋の片隅にその名残があります。天井が高い為、高さのある壁に、長方形の板がありました。それは、かつて水力発電していた時に使っていた分電盤なんだそうです。この黒川にあった発電所は、石川県では3番目、そして能登では初のものだったとか。黒川の人には先見の明があったのですね。
■蔵そのものが宝
母屋から渡り廊下を超えて奥へ進むと、蔵が一つ。中はガランとしています。蔵の中の電気がついた瞬間、はっとしました。半間ごとに黒漆塗りの柱があり、また壁にはケヤキの板に本朱が混ざったしっくいが塗られています。そのコントラストの美しさ。
実はこの蔵、ただの保管する蔵ではありません。むしろ、造りから言えば、湿度が高いため、保管には向いていないそうです。ここは"宝蔵"。宝を入れる蔵ではなく、蔵そのものが宝なのです。蔵の入り口の石造りの3段ある階段の側面には、彫刻が施されていました。
宝蔵なので、普通は中に人は入らないそうです。
そして、万が一母屋が火事になった時に宝蔵に燃え移らないように、渡り廊下のほぞを叩くと外れて、渡り廊下が崩れ、母屋と遮断されるようになっているのだそうです。なんともまぁ。
■心に残る風景・黒川でお散歩
「この在所は、どっから見ても絵になるんだよ」と、中谷さん。
なだらかな山の麓に民家が点在し、畑と田んぼが広がり、そして川が流れている、そんな風景。優しい自然に包まれています。せっかくなので、お散歩に出かけましょう!
自然ともっと親しくなれるでしょう。
概要
江戸時代の天領庄屋屋敷で県文化財。400坪の敷地に建つ築400年の大邸宅。中谷家に代々伝わる古美術を展示。天井、柱、階段にいたるまで総輪島塗りの土蔵は圧巻。当主が案内してくれるので予約が必要。
広い広い土間。
広い広い土間。
  簡素な佇まいの外観。
簡素な佇まいの外観。
  家の前には小川がさらさら。
家の前には小川がさらさら。
中谷家で見つけたもの
古時計。チクタク、チクタク。
古時計。チクタク、チクタク。
  風情ある囲炉裏
風情ある囲炉裏
  囲炉裏
囲炉裏
  庭には水芭蕉の花が
庭には水芭蕉の花が
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