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谷川貴昭さん・千穂さん(輪島市)

谷川醸造

醤油屋の若き四代目夫婦

輪島市にある「サクラ醤油」でおなじみの谷川醸造の若き四代目夫婦。地元素材を使った醤油作りや麹を使った新商品の開発、イベント出展にも積極的に取り組んでいます。
谷川醸造
〒928-0064 石川県輪島市釜屋谷町2-1-1
TEL:0768-22-0501
FAX:0768-22-5270

※記事内容は取材時のものです。掲載情報変更の場合があります。
ご利用・お出かけの際は、お問い合わせ先などでご確認ください。

■輪島では定番「サクラ醤油」
輪島市の中心地から少し離れたところに谷川醸造はあります。谷川醸造は、1904年酒造として創業し、現在では醤油・味噌の製造を主としています。谷川醸造の看板商品といえば「サクラ醤油」。基本的に能登の醤油は、甘味と旨味があるのが大きな特徴。能登には各地域ごとに小さい醤油屋さんがあり、それぞれに味も違いますが、サクラ醤油は輪島市内のスーパーに置いてあるのはもちろん、「この醤油じゃないと」と地元の方が好んで使うお醤油です。輪島で醤油製造元が他になかったということと、ビールメーカーの特約店だった時代のルート販売から、サクラ醤油は奥能登地域全体に広がりました。
サクラ醤油の名前の語源を伺ってみると、輪島の桜の名所にちなんだという説、以前工場があった場所に桜の木があったからという説もあるようですが、記録が残っておらずサクラ醤油を作った初代にしかわからないとのこと。「桜のようにみんなに愛されるという意味なのでは」と若旦那・おたかさんが語っていました。その言葉の通り、谷川醸造の若奥さん・およねさんが輪島に嫁いでから「みんなサクラ醤油を使っているのでびっくりした。」というほど、奥能登地域で愛されています。
■4代目夫婦
谷川醸造を支える4代目となる若夫婦・おたかさんとおよねさん。穏やかな雰囲気が能登人らしい若旦那・おたかさんは、造り酒屋で醤油屋である谷川醸造の三人兄弟の長男として生まれました。高校卒業後は岡山の大学へ、卒業後は跡継ぎとして勉強のため兵庫県の醤油屋で修行を積み、輪島に戻りました。現在は味噌や醤油の製造をはじめ「きちんとした物を作り上げていきたい」という思いから、熱心にあちこちの醤油屋さんに勉強に行ったり、糀を使った新商品の開発などにも取り組んでいます。

おかっぱ頭が素敵な若奥さん・およねさんは金沢生まれ。高校卒業後は大阪や名古屋の大学で建築やインテリアの勉強をした後に金沢に戻り、製茶メーカーで販売の仕事を経て、輪島へ嫁いで来ました。2児の母として育児もこなしながらネットショップの管理なども行っています。「休みがなく大変に思われますが、この仕事が好きなので大変だと思った事はないです。大変だったときもあったかもしれないけれど、忘れちゃうんです。」と楽天家な一面も。ちなみに「およね」というニックネームは旧姓が米田だったからだそうです。

おたかさん「およねさんは、すごくポジティブ。僕は結構ネガティブなので、ポジティブな人と一緒にいたいんです。」
およねさん「おたかさんは最初はすごくネガティブだったけど最近ポジティブになってきたよね。」と笑顔。二人のバランスが絶妙で素敵な若夫婦です。
■麹を使った商品開発!
醤油や味噌だけでなく、塩麹や甘酒、麹ドレッシングといった、麹を使った商品開発にも取り組んでいる谷川さん。
近年の塩麹ブームについては、麹を広く知ってもらうきっかけになったようです。塩麹を売るというよりは、町に麹屋があって麹を買って自分で味噌を作るという日本古来の麹を使う文化を少しでも知ってもらいたい、そういうことに興味がある人へのお手伝いをしたいという、谷川夫妻の作り手としての思いがあります。

「糀ドレッシング」はごまとにんにくの2種類。麹料理研究家の小紺(ここん)さんがプロデュースしました。麹の作り手と使う人の視点のバランスが勉強になったのだとか。
どんどん新しい形の商品を世に送り出す谷川さん。「まだ経験が浅いからこそ、色々な意見を素直に受け止められるし、新しいことにも挑戦できるんです。歳をとってくると段々固くなっていくので、いつまでも柔軟に考えていきたいです」と語っていました。
■積極的に外へ
課 外活動にも積極的に参加しています。輪島市三井町地域の住民を主体として、土地に根差した知恵や、ものづくりの学びの場を様々な人々が共有する活動「まるやま組」にも家族で参加しています。そこで作った大豆を使い、1年半かけて醤油を仕込む取り組みもはじめました。原料から作るという試みは大きな前進となりました。

また、県内外のクラフトマーケットをはじめとして、様々なイベントに参加することで、色んな人との出会いが多くなってうれしいと語る谷川さん夫妻。出会いか ら刺激を受けて、新たな仕事につながることもあるのだとか。人口の多い場所では食の意識、関心が高い人が多いため、糀製品が売れるそうです。顔や名前を知ってくれて買ってくれる人もいます。より多くの人たちに名前を知ってもらったり、色んなお店を見て勉強したいと今後の抱負を語っていました。
■次世代へつなぐ醤油づくり
子供が生まれた事もあり、昔からの作り方を次世代に伝えたいという思いが芽生えたという谷川さん。多くの醤油屋さんは、購入した生の醤油を各自で調合して醤油を作っており、醤油が原料から作られていないということに違和感を感じ、大浜大豆や粗塩などの地元素材を使った新しい醤油作りを始めました。おたかさんは、「ものを作る仕事は楽しいです。醤油や味噌は昔から日本にあって、親しまれている調味料。そういう意義があるものづくりを出来る環境が、すごく恵まれていると思います。子供が家の仕事をするかわからないけれど、そういうものを残せたらいいなと思います。」と語ってくれました。

一方で、昔ながらの味を守ることも大事だと考えています。「サクラ醤油という柱があるからこそ色んなことをできているんです。原料から作る方法は味のばらつきが出てきます。お醤油は毎日食べるものなので少しでも味が違うとわかってしまいます。新しいものも作りながら、昔からずっと続いて来たサクラ醤油の味も守らなければいけないと思っています。」と、製茶メーカーで販売の仕事をしていたころに、原材料にこだわっていいものを作るということを学んだおよねさんは言います。
100年以上の歴史を持つ谷川醸造で昔ながらの醤油を守り、しっかりとした「ものづくり」を受け継ぎ、今の時代に合わせた醤油も作って行く。能登の醸造文化の新しい世代の担い手に今後も期待大です。
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糀をつかった食べるディップソース。ふわっと香るにんにくの風味と、糀のまろやかな甘みと口当たり、塩加減、酸味が絶妙なバランス!
野菜はもちろん、お肉料理との相性も◯
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ごまが香ばしい、糀を使ったディップソース。圧搾一番搾りのごまの香りとコク、糀のまろやかな甘みと酸味が絶妙!
お豆腐やそうめん、冷やしうどんのタレとしてもお使いいただけます。
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