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のとびと
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福岡 大平さん

福岡 大平(ふくおか たいへい)

羽咋市地域おこし協力隊

地方から日本を元気に!

長野県出身。愛知県の大学へ進学の後、北陸先端科学技術大学院大学へ進学。その後、2016年に羽咋市地域おこし協力隊として就任し、現在は”のとしし”というブランドで、それまで害獣だったイノシシを捕獲・加工・販売することで、能登の新たな特産品を創出するべく活動をしている。花火師の資格を持ち、地域の祭りで花火を上げる活動もしている。


羽咋市獣肉処理施設
〒925-0613 石川県羽咋市飯山町ヲ32番地
TEL 0767-26-2944
URL http://notoshishi.com/

※記事内容は取材時のものです。掲載情報変更の場合があります。
ご利用・お出かけの際は、お問い合わせ先などでご確認ください。

■社会人1年目-地域おこし協力隊になった理由。

大学生の時、中小企業の経営革新をテーマとしたゼミの長を務めていた福岡さん。

そのゼミに代々伝わる「ゼミ長は地域活性の研究をする」という謎の習わしに則り、

地域活性についての研究をすることになったことがそもそものキッカケでした。

元々、”人”そのものに関心があったことから、

「”人同士の関わりが深い地域の面白さ”にのめり込んでいった」と話します。

  

そんな福岡さんを石川県へと導いたのは、大学当時の恩師。

もっと勉強したいならと石川県内の大学院を紹介してくださったそうです。

 

転機となったのは、大学院での「里山と農業従事者の関係」についての研究でした。

里山における農業が必ずぶつかる”イノシシ被害”という問題に対し、

「このまま研究を続けるよりも現場で害獣対策をしなければ。」と思った福岡さんは

修了後、当時イノシシ事業で地域おこし協力隊を募集していた羽咋市に応募し就任、

現在に至ります。 

■イノシシと地域おこし

ここ10年ほど前から能登ではイノシシによる農業被害に苦しめられてきましたが、

羽咋市ではイノシシを害獣ではなくジビエ/特産品として活用を図ることで、

里山保全におけるイノシシとの共存を試みる挑戦を始めています。

福岡さんは現在、羽咋市飯山町にある獣肉処理施設を活動の拠点とし、

普段は地域おこし協力隊として、”のとしし”をブランド化するお仕事をされています。

罠にかかったイノシシを仕留めて施設に運び、加工から販売まで幅広い業務を担っています。

”のとしし”について、詳しくはコチラをご覧ください!

のとしし以外にも、南加賀でのコミュニティスペースを作る活動や、
子ども達を対象にした農業体験プロジェクトなど、能登に留まらない広域的な活動もされています。

■里山で”食べていける生業”をつくる

ご自身も”ジビエ”という里山の生業に就かれている福岡さんですが、

今後もジビエに限らず里山の生業をつくっていきたいと話します。

「石川出身の友人が地元で里山の仕事を探していたけれど、見つからず結局県外に就職してしまった。せっかく故郷に帰りたいという想いがあっただけに、とても切なく感じた。」

-故郷に帰りたい、けれど地元にはやりたい仕事がなくて帰れない-

そんな地方出身の若者の現状を受けて、福岡さんはこう語ります。

「”里山の仕事がない”といっても、山のベースはどこも大きく変わらないはず。

 結局は、働ける場所や会社が無いということ。じゃあ、作ればいいんです。」

生業を切り口に語っていただいた想いの根底にあるのは、

”若者が活躍出来る地域”をつくるということ。

「そのための場所や仕組みを整えていくことが自分の役目だと思っています。

 だからこそ、無いものは作る。それが僕の仕事です。」


■若い世代が育つ地域づくりを今こそ

お話を伺う中で見えてきた「若者/若い世代」という1つのテーマ。

ご自身も若者でありながら、その視点はすでに次の世代を育てるところにまで及んでいます。

今まで、人との出会いにたくさん助けられてきたというご自身の体験から、

子ども達への想いを話してくださいました。

「子ども達には中学高校くらいの早い段階から、沢山の大人と出会ってほしい。

 同世代の中だけの限られた情報の中でものごとを考えるより、

 たくさんの人や生き方に触れて、自分の生き方や可能性を見つけてほしい。」

 

福岡さんは、今でも時間を作って様々な業種やバックグラウンドのある人に会いに行って刺激をもらっていると言います。なるほど、”若者”と”地域の大人”。その2つが福岡さんの原動力になっているんですね。

■今後の目標は・・・

「10年後の35歳までには石川を元気にする生業を作ることが目標です。でも1人じゃできないから、多様な人を巻き込んで石川を元気にする仕組みづくりをします!」

そんな頼もしい目標をもう少し具体的にお聞きしてみました。

「ひとまずは、今の活動拠点である獣肉処理施設を法人化し、ジビエの仕事を安定させます。その上で、月の半分をジビエの仕事、もう半分を他の地域おこしの仕事をするというのが、僕の目指している”理想の働き方”です。」

■筆者後記

今回、福岡さんの”想い”に着目して記事を書かせていただきました。筆者の出身が羽咋なのですが、まさか羽咋にこんなに素敵な想いを持った方がいらっしゃるとは。福岡さんのお話をお聞きしていると、”出来ないことはない”と思えてなりません。これほどまでに前向きで、そして何より地域づくりをライフワークとして考え楽しんでいらっしゃる姿がとても印象的でした。 (圓山)


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