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萩村 文枝さん

萩村 文枝(はぎむら ふみえ)

若富喜会

珠洲若山の梅干
昭和62年より梅栽培・加工に取り組み、加工組織「若富喜会」を設立。珠洲の特産である天然塩を使った加工品の開発もしている。
若富喜会
〒927-1237 石川県珠洲市若山町大坊18-91
TEL 090-2092-2462

※記事内容は取材時のものです。掲載情報変更の場合があります。
ご利用・お出かけの際は、お問い合わせ先などでご確認ください。

■80歳まだまだ現役
萩村さんは公称80歳。地元珠洲の婦人グループ若富喜会(わかぶきかい)で、特産の梅を使った梅干づくりを始めて20年になります。味への評価もだんだん広まってきて、金沢市内百貨店での物産展販売を楽しみに待っていてくれるファンもできた。
■「儲けなくてよい」がポリシー
萩村さんのポリシーは、そうしたお客様や、地元で梅を作っている生産者を大事にすること。「若富喜会は儲けなくてよい」という発想で取り組んでいる。よその話を聞くと、お金がたまると喧嘩が起こりやすいらしい。人件費を上げれば、メンバーの働く時間を管理する役目の人に負担も増える。会には翌年の材料費さえ残れば良い。
■生産量は増えつつある
実は情報発信のために東京に出かけたり、物産展に行く際の交通費や宿泊費は、かなり自費で立て替えてやってきた。周囲の一部からは、金儲けのために梅干づくりをしているように思われてきた節もある。これまでにつぎ込んだ分くらいを取り戻してから辞めたいところだが、生産量は増えても高い価格で売っていないので、売上は増えていないのが現状。
■後継者問題
以前はメンバー20人だったが、今は10人。徐々に減ってきている。まとまった売上になる仕事を受けられない状況にある。若い人を二人雇っていて、機械操作や荷物運びなどをすべてやってくれるので助かっている。10歳ぐらい若い人をいれているが、家の事情で手伝えない人も多い。
課題は後継者だが、そのためには建物も更新しないといけない。活動の最初は、一人1万円出して、さらに町内の人たちにお願いして、ポケットマネーを集めてまわった。メンバーの23万円と地域の人からの23万円で計46万円がスタート資金だった。
■昔ながらの方法で、塩分は控えめ
生活者の志向が塩分控えめになっており、塩分は抑えてきたが、12%より少なくできないので、昔ながらの方法で作ることにしている。塩分がそれ以下だと、アルコールや酢を入れないといけない。以前に甘い梅も作ってみたが、それはあまり売れなかった。
■3年ものの美味しさは格別
3年漬けると美味しさが違う。しかし、長く漬けるにはそれだけ多く場所がとられる。最近は置くスペースも無いので、ほとんど1年もので販売している。
市内の有名旅館で、地元の自慢の味覚の一つとして、ご宿泊のお客様をもてなす料理にこの3年ものの梅干を出している宿がある。宿の主人は、「僕の料理を残す人はいても、この梅干を残す人はいない」と笑わせながら、梅干の好評ぶりを語ってくれた。
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