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のとびと
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遠見 京美さん

能登仁行和紙(のとにぎょうわし)

野の花を和紙に漉き込む
能登仁行和紙の紙漉き、石川県認定の伝統工芸士。10代で嫁ぎ、義父の遠見周作さんから紙漉きを学ぶ。身の回りにある野の花を漉き込んだ「野集紙(やしゅうし)」が代表作で、1995年に石川県文化振興寄与表彰を受けた。1946年、輪島市生まれ。
能登仁行和紙(のとにぎょうわし)
〒929-2367 石川県輪島市三井町仁行 
TEL 0768-26-1314 FAX 0768-26-1314

ツーリズム・プログラム
●紙漉き体験
和紙の魅力を知ってもらうため、工房を紙漉き体験に開放している。予約制。ハガキ、色紙、ランチョンマットを漉くのが一般的だが、希望すれば菊判も漉くことができる。
料金:一人300円。体験時間は自由。講師は遠見京美さんが務める。年中無休。

※記事内容は取材時のものです。掲載情報変更の場合があります。
ご利用・お出かけの際は、お問い合わせ先などでご確認ください。

■能登仁行和紙(のとにぎょうわし)とは
「能登仁行和紙」は遠見京美さんの義父の遠見周作さんが1949年頃から輪島市三井町仁行で始めたものである。輪島が和紙の産地ではなかったことが幸いしたのか、周作さんは楮や雁皮の一般的な和紙に飽きたらず、海藻、笹、杉皮など様々な植物繊維で和紙を漉き込んだ。
とりわけ杉皮紙は他に類を見ないもので、杉皮が渦巻く野性あふれる力強さで、「能登仁行和紙」の名を広めた。
■遠見京美さんと野集紙
京美さんは自らを和紙作家とは呼ばない。「特別の造り方をしているわけではない」というのがその理由である。しかし、故周作さんが創作した「杉皮紙」を継承し、「野集紙」という京美さん独自のジャンルを確立しているのだから、紛れもなく和紙作家である。
それを、敢えて作家を名乗らないのは、美術館に収蔵される芸術作品としての杉皮紙を創造した周作さんへの尊敬の念からであろう。
また、自身の野集紙を、“日々の生活に彩りを与える民芸紙”と位置づけているから、かも知れない。
野集紙は、周作さんが亡くなった88年に京美さんが創作した。工房の周りに咲いている野草や野花を摘み、周作さんのことを偲びながら漉き込んだ。一面に花を散りばめた、大地のように大らかなデザイン。
能登仁行和紙の継承すべき精神が宿っていた。
■煙たなびく山間の工房
茅葺民家が数軒残っている美しい三井の集落から、川沿いの道を山の方向に約5キロ登ったところに遠見さんの工房がある。紙を乾燥させるために薪を燃やし、その煙が煙突から上がっている。牧歌的な世界。
工房には、京美さんと息子さんの和之さんがいる。和之さんも作家で和紙と竹を組み合わせた照明器具などの作品を持つ。
「私の紙漉きは、水遊びをしているように大ざっぱだけど、息子はずっと繊細で丁寧」と、京美さんが嬉しそうに語ったのが印象的であった。
遠見さんの作る商品についてはこちら
能登スタイルストア 能登仁行和紙 ハガキ5枚セット(さくら貝入り) 桜貝が花びらのように漉き込まれた和紙のはがきです。大切な人へのお便りに。
能登スタイルストア 能登仁行和紙 花便箋セット とっておきの時に、大切な人に書く手紙で使ってほしい和紙の花便箋と封筒です。
能登スタイルストア 能登仁行和紙 杉皮紙5枚セット 輪島の三井町で作られた杉皮100%の和紙です。ランチョンマットやラッピングに。
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