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井川 國雄さん

井川 國雄(いがわ くにお)

井川造園(株) 代表取締役

能登の稀少な石と出会い、形にひそむ感動を探し出す
能登の珠洲市三崎町でしか採取されていないという、こぶり石。その採石と保存に生涯をかけた先代の井川耽石翁の意志を継いで、能登こぶり石保存会の会長を務めている。
井川造園株式会社
〒927-0026 石川県鳳珠郡穴水町大町ろ-7番地 
TEL 0768-52-0695 FAX 0768-52-2795
URL http://www.garden-plaza.org/

※記事内容は取材時のものです。掲載情報変更の場合があります。
ご利用・お出かけの際は、お問い合わせ先などでご確認ください。

■いろんな形を持つ性質も稀少価値
こぶり石は、年に数回の探石会を行っている。この石は数も少なく、300坪ぐらいの限定された範囲でしか出ない。成分のケイ酸(酸化ケイ素)は、地球全体の55%を占める物質。
こぶり石は形が本当に不定形で、そこが一番の魅力。川原の石を見れば分かるように、ふつうは同じ種類の石は同じような形をしている。調査によると、質が同じで形が不定形なこうしたケースは珍しい。
■石を楽しむ
石の愛好者は全国でもそんなに多いとは言えず、石はマニアックな趣味とも言えるかもしれない。
しかし、40年前の石ブームの頃は、全国的に盛んだった。多くの人が川原の石を拾ってきて床の間に飾り、批評し合ったりしていたし、売買も盛んだった。
今でも石を趣味にしている人たちは、富裕層が多い。そうした石は、拾うだけでなく買うことも多く、飾るにしてもお金が掛かる趣味と言えるかもしれない。
■石愛好で国際交流が続いている
韓国の石ブームは根強い。人口260万人の都市インチョン市とは、石を通した文化交流を重ねており、「日韓交流寿石展」は父の代から二年に一度のペースで開催しています。
父はさまざまなことを仕掛けるのが得意な人だった。おばあちゃんたちを対象にして、今で言うヨサコイのようなものを20年前に提案し、実行するなどしたが、どれも時代を先取りし過ぎて早かった。
■石を見る感性が喜びを生む
石は、動かず、語らず、そして感動させる。自分の手で掘って思い通りの石に出会うと、恋人に出会ったようにうれしいもの。その体験をしないと、喜びは分からない。
平べったい小皿や小さいお猪口に、砂を5ミリほど入れて石を置けば安定する。各自の想いで立てたり寝かせたり、その人の感性で飾ればよい。「この石が何に見えるか?」は、その人の感性で感じればよい。
飾ったものを写真で撮影してコンテストを行うことも考えられる。県名に石がついている「石川」で、石をモチーフに活動していきたい。
(NPO法人能登ネットワーク発行『能登人』の記事をベースに制作)
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