能登スタイル

パソコン版スマートフォン版

<広告>


のとびと
<広告>

守田 和也さん

守田 和也(もりた かずや)

もりそば 店主

まちづくりを牽引してきた蕎麦屋さんは元鉄道マン
老舗のそば屋の三代目。そば店だが、冬場には地元の名物である牡蠣のフルコース料理も提供している。毎日出前を持って町内を走り回り、空いた時間にはお客の相手をする貴重な語り部である。
もりそば
〒927-0027 石川県鳳珠郡穴水町川島ヨ-7-8
TEL 0768-52-0025
営業時間 10:00〜15:00、17:00~21:00
定休日 第2、第4火曜日

※記事内容は取材時のものです。掲載情報変更の場合があります。
ご利用・お出かけの際は、お問い合わせ先などでご確認ください。

■そば屋の三代目
小学校5年生の時、祖父がそば屋を始めた。お店はその頃から現在のお店のある場所につくった。当時の川島界隈は、穴水でも一番賑やかな町で、能登一円から人が遊びに訪れており、金沢の東の茶屋街のような街並みだったとのこと。金沢のひがし茶屋街は、今では国の伝統建造物群保存地区になっている。
お店のすぐ横を流れる川は、水害防止のために掘られた運河で、それができたお蔭で災害は減ったが、街の雰囲気が変わってしまったという。
守田さんは、そんな街の歴史を知る貴重な存在です。
■穴水は材木と木炭の集積地
かつて穴水は、奥能登の中心都市だった。船が富山から川砂利、川砂を積んできて、復路は能登の材木、木炭を持っていくという時代が長く続いた。鉄道が穴水まで出来たのは、昭和4年のことで、そこから先は荷物をトラックで運び、人間はバスで行った。
■お客様が多いのは冬場
冬場は炭火で牡蠣を焼いて食べられる。炉端があるので、牡蠣を食べに来るお客さんが多い。リピーターが多く、一冬に何度もお越しになるお客さんもいます。土産に欲しいという人には、牡蠣飯やフライも包んで差し上げています。
穴水町のかき祭りが定着したことが大きい。有志の仲間と「寒風牡蠣宴」というイベントを最初に行ったのは1986年、その後、町全体のイベントになり、継続することで定着してきた。その蓄積の成果が今日に出ている。
穴水では、かきが地場産業になっており、地域ブランドとも言えます。
■学校を出てすぐに国鉄マンに
高校を卒業すると同時に国鉄に入り、12年間在籍した。最初は汽車をつないだり、貨車の仕分けをしたり、その後は駅員としてお客様の相手をするようになった。能登一円で仕事をしていたが、30歳の時に退職し家業を継いだ。国鉄在籍時代は労働運動や消費者運動などにも熱心に取り組んでいたので、その経験が、その後の地域での活動に活きています。
■運転体験「ふるさとレールに逢いに行く旅」
能登では、鉄道の運転体験ができます。実際に運行している鉄道で運転体験ができるのは、日本全国でここだけ。鉄道という地域資源を活かしたプログラムとして魅力があります。
かつて国鉄に勤めていた守田さんには、鉄道関係の法律についての知識があり、当時の後輩たちが今でも在籍しているので、話が進めやすいかった。
鉄道ファンの人には、実際の鉄道で運転できることが魅力になります。「ふるさとレールに逢いに行く旅」という名前でインターネットでも紹介しています。
運転体験は、1時間の講習を受けた上で行い、体験者には修了証も進呈しています。2009年3月からは隔週で体験可能になります。
■NPO法人能登ネットワーク
地元でさまざまな事業に取り組んでいる異業種交流組織NPO「能登ネットワーク」の設立メンバーの一人でもあります。鉄道運転体験も、能登ネットワークが行っています。
気にかけていることは、世代交代をいかに進めるか。次の世代は確実に成長してきているが、20代、30代がもっと出てきてほしいと考えています。能登地震からの震災復興事業でも、30代以下が活躍してくれた方がよいと言われます。
「自分自身が進歩的だと思っていても、年齢とともに保守的になっていく。思い切って若い人に任せることがよいし、不可欠だ。」と持論を語る守田さんです。
<広告>

PR

能登の産品を販売中!能登スタイルストア

加能ガニ

志賀のころ柿

広告募集