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濱口 初美さん

濱口 初美(はまぐち はつみ)

能登三十六歌仙貝装飾デザイナー

繊細で美しい桜貝細工づくり
万葉歌にも詠まれた三十六歌仙貝。今も増穂ケ浦の渚に打ち寄せられます。繊細な自然の美しさが詰まったさまざまな貝殻で、ロマンチックなアクセサリーや貝細工を手づくりします。
桜貝小貝クラフト
〒925-0566 石川県羽咋郡志賀町西海風戸ハ-41 
TEL 090-8267-3074

※記事内容は取材時のものです。掲載情報変更の場合があります。
ご利用・お出かけの際は、お問い合わせ先などでご確認ください。

■小貝が打ち寄せる日本三名所
日本海に面した富来、増穂ヶ浦(ますほがうら)。
美しい小貝が打ち寄せる海岸として、鎌倉の由比ヶ浜、紀州和歌の浦とともに日本三名所に数えられています。
中でも増穂ヶ浦に寄せられる貝は、600種ともいわれるほど種類が豊富です。その貝に日本古来の和歌集からの名吟が当てられ、三十六歌仙貝と名付けられています。
たとえば、三十六歌仙貝の一つであり、また増穂ヶ浦のシンボル的な存在の「桜貝」は、藤原定家によって次のように詠まれています。
「伊勢の海 なみの玉よるさくら貝 かいある浦の花の色かな」
■伝説に彩られたロマンチックな桜貝
増穂ヶ浦に貝が寄せるのはほぼ一年中。ただ、やはり海が荒れた後には、より遠くからも貝が寄せられるのか、その数が多くなります。
また、いにしえに遠く鎌倉の鶴ヶ丘から八幡大明神が上陸され、小貝はその時に神さまが寄せたとのミステリアスな言い伝えも残っており、荒波が去った後に浜辺に打ち寄せられた増穂ヶ浦の桜貝には不思議なパワーがあると、古来より言われています。
繊細な貝は日の光で変色しやすいため、日差しの強い夏よりも冬場の方が美しい貝に出会える確率が高い。今も、冬の晴れ間に渚で貝を拾う人々の姿は、地元の風物詩として県下のニュース等に紹介されています。
■心を癒してくれた桜貝への思い
濱口さんが小貝と出会ったのは、多感な娘時代に余儀なくされた5年間の闘病生活がきっかけだったという。卒業間近だった中学校にも行けず、希望を失いかける入院生活で、唯一の楽しみは病院の裏に広がる増穂ヶ浦を朝夕散歩すること。
そんな中、様々なかたちを見せる貝殻の素朴な美しさになぐさめられた。東京の病院に転院した時も、小箱に詰めた歌仙貝を眺め、ふるさとの病院で励ましあった入院仲間を思ったという。闘病を終えたのは21歳の春だった。
■母娘2代で貝細工づくりと教室を
増穂ヶ浦の美しい貝との出会いから30余年、持ち前の好奇心と研究熱心さで、徐々に貝細工の種類を増やしていった濱口さん。気がつけば、県知事賞や県の推奨品指定を受けるほどになっていた。
 一人娘の智紀(ともき)さんも、16歳の時に濱口さんのすすめでレジン(樹脂)フラワー講師の資格を取得。地元に嫁ぎ、オリジナルの作品づくりも行いながら、教室の生徒さんが多いときにはアシスタントをするなど、母と共に増穂ヶ浦の貝細工を楽しんでいます。
■能登の自然を思い出に
能登の自然を思い出に 自らがかつて、貝の自然の美しさに助けられたように、多くの人に増穂ヶ浦の貝で心を癒し、能登の自然を楽しんでもらいたい。貝を通した濱口さんの活動には、そんな思いがいっぱいに詰まっています。
能登の自然を生かした作品づくりは、能登の素敵な思い出を彩ってくれます。ぜひ体験してみてはいかがですか。
(NPO法人能登ネットワーク発行『能登人』の記事をベースに制作)
 
関連するページ
能登人と過ごす「能登時間」 http://bunanomori.com/noto-jikan/index.html
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