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宮崎 岳志さん

宮崎 岳志(みやざき たけし)

熊野工芸工房

能登の草木や藍で染める
会社勤めでデザインの仕事を経験したあと、「顔の見えるものづくりがしたい」と考え、さらに学び直す。2002年金沢美術工芸大学工芸科科目等履修生修了、2005年金沢卯辰山工芸工房を修了し、石川県志賀町熊野工芸工房へ赴任。草木染め教室で指導を行いながら、作品づくりを続けている。
熊野工芸工房
〒925-0306 石川県羽咋郡志賀町草木ヨの31番地  
TEL 0767-47-1124
URL http://www.bunanomori.com/k-kobo/nari-tachi.html
E-mail kusaki@po4.nsk.ne.jp

※記事内容は取材時のものです。掲載情報変更の場合があります。
ご利用・お出かけの際は、お問い合わせ先などでご確認ください。

■自分でモノづくりがしたかった
短大を卒業後、大阪のデザイン会社で5年間働きました。5年間勤めた後、さらに広く染色を学びたいと思い、金沢美術工芸大学工芸科に入りました。
会社にいたときは、一つのデザインの一部だけをデザインし、量産された商品を送り出すだけでした。そうではなくて、「自分が作ったものを直接お客さんに渡せるモノづくりがしたい」と思い、工芸の仕事を探しました。
染色に行ったのは偶然。たまたま染色工房があったから。美大の後、さらに金沢卯辰山工芸工房で3年間学び、2004年の熊野工芸工房の開設と同時にスタッフとなりました。
■能登に自生する植物で染める
「熊野工芸工房」は、廃校になった小学校校舎を利用した工房です。志賀町の山の中にあった熊野小学校校舎を拠点に、地の利を活かして、能登の山野に自生する草木を使った染めに取り組んでいます。藍の栽培も同時に行い、能登らしい作品づくりを目指しています。メインは藍ではなく、ヤシャ、カリヤス、シャリンバイなど能登に自生するさまざまな植物です。最近ではアテを使った染めにも取り組んでいます。
同じ植物でも、媒染によって発色が違ってきます。タンニン、フラボノイドなど、植物に含まれる成分の違いからです。
■糸染めから
染めの用途で一番多いのは、のれん、手ぬぐいなど。お客様から頂く注文では、のれん、衝立が多いです。
こちらの地域では、お祭りの時に家紋入りの「のれん」を掛ける風習があるので、家紋入りののれんも注文頂いています。
今後は、糸染めからしてみたいと思っています。商品展開としては、のれん、風呂敷、服紗、懐紙入れなどを考えています。
■草木染め教室
自分の作品の創作と並行で、草木染め教室を行っています。工房は元々が学校校舎なので、教室の施設を使っており、子どもの頃に戻ったような楽しい気分で受講できます。
生徒さんは地元の方を中心に、県内各地から年間60名が通って下さっています。週2コース、月8コースを教え、生徒さんは月2回のプログラムになっています。上級者、中級者と分けずに講義と実習を行っています。
染めは奥が深いので、染め学を基本から学んでもらい、実習では半年かけて一つの作品を作っていきます。ほとんどの生徒さんが継続して来て下さるので、教室では何をするのかを考えるのに苦労しているほどです。
関連するページ
能登人と過ごす能登時間  http://bunanomori.com/noto-jikan/
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