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のとびと
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谷 喜義さん

谷 喜義(たに)

谷農園

古代米の栽培から商品開発まで
日本最古のおにぎりが出土した地域性にちなんで、古代米を作るようになって20年。黒米、赤米などの古代米を使ったお酒やお菓子など、新しい商品開発を行い、出張販売も積極的に行っている。
谷農園
〒929-1604 石川県鹿島郡中能登町能登部下57-10-18
TEL・FAX 0767-72-3390
URL http://taninouen.e-monda.com/index.html

※記事内容は取材時のものです。掲載情報変更の場合があります。
ご利用・お出かけの際は、お問い合わせ先などでご確認ください。

■古代米づくり20年
昭和62年に中能登町のチャノバタケ遺跡で、「おにぎりの化石」が発見されました。日本最古のおにぎりとされています。
元々、稲作地帯ではありましたが、この発見を期に、町おこしの流れが出てきました。他の地域を見てみると、古代米を栽培しているところが何件かありましたが、地元ではまだ作っていませんでした。
そこで、友人と2人で小さい田んぼから古代米づくりをスタートさせました。当時の古代米の金額は、一合2500円ほど。その頃はまだ、会社に通いながら農作業をしていました。
■一(はじめ)の会
「一(はじめ)の会」は、8人で始めたグループです。異業種交流を図りながら特産品開発に取り組んでいます。会のメンバーは、商工会、保険会社、建設会社、酒造などさまざま。
人生、生まれるのも楽しむのも、一から始まる。そういう意味合い持たせています。開発したお酒やお菓子の全てに、「一(はじめ)」の文字のロゴを入れています。
6月18日の「おにぎりの日」には、テントを張ってイベントを行なっています。
「おにぎりの日」は、地元の地名の鹿西(ろくせい)の6と、米飯の8から、6月18日を「おにぎりの日」として日本記念日協会に申請、2002年に認められ、登録されました。
■インターネット販売と出張販売
販売ルートは、インターネットと物産展、冬場は伊勢丹などに出展しています。浦和・府中・相模原・松戸など何箇所も回ります。
古代米のおにぎりと太巻きの実演販売のため、奥様は一ヶ月間東京へ。やはり、米だけ売っていてもなかなか売れません。
「小むすび5人衆」は、小さいおむすびを5個入れて、そのうち一個は、訪問先の地域で一番好まれる具を入れます。そうすることでお客様に買ってもらいやすくなります。具を決めるには、デパ地下の販売の人や、お客様に直接お話を聞いて、食材を決めています。
■ほんのり色づく古代米のお酒
古代米地ビールや、赤米酒を作りました。赤米酒は今後、出来れば中能登町の酒蔵で作りたいと思っています。ビールは川北のわくわくファーム。
お酒を作ると、酒税などのお金が掛かりますが、自分で作ったお酒はまた美味しいです。今後は、焼酎を作って他のお酒などとセット商品にして販売することを考えています。お酒は、地元の酒販店で、限定2000本ほど販売しています。
■栽培の難しさから生まれた「オリジナル五穀米」
古代米の種は、県内40軒ほどに広まっていますが、品種改良で栽培しやすくなっている現代品種と違い、そもそも古代米は栽培するのがなかなか難しいものです。
そのうえ、収穫した古代米が普通の米に混ざってしまうと、米の価格が下がってしまいます。カメムシの被害で黒い斑点がある米でも下がるのに、赤や黒の米が入っているものならば、出荷自体ができなくなってしまいます。
乾燥や籾(もみ)摺りの工程では、機械をいくら掃除しても先に作業をしていた米が多少は残ってしまうので、最初の3俵ほどは犠牲にしなくてはならないのが普通です。
そこで考えたのが、いろんなお米を混ぜた五穀米でした。これならば混ざっていても大丈夫。作業をしていると、良いアイデアが浮かびます。
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