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川合 喜好さん

川合 喜好(かわい)

鳥屋酒造 代表取締役

酒造業60数年
昭和27年から酒造業一筋、酒販店さんとタイアップして銘酒「池月」の知名度を高めてきた。自ら瓶詰めから配達までされるという社長であるが、次代のことを常に考えている。
鳥屋酒造
〒929-1715 石川県鹿島郡中能登町一青(ひとと)ケ部96番地
TEL 0767-74-0013 FAX 0767-74-1139

※記事内容は取材時のものです。掲載情報変更の場合があります。
ご利用・お出かけの際は、お問い合わせ先などでご確認ください。

■羽咋生まれの大阪育ち
生まれたのは今と同じ中能登の羽咋だったが、父親の仕事の関係で大阪に行っていた。空襲で家が焼けてしまい、それで母親の里に戻った。父親は兵隊ではなかったが、艦砲射撃に合い、昭和20年に亡くなった。
戦後はインフレが激しく、能登にいても苦労の連続であった。中学卒業の昭和27年に鳥屋酒造に入社した。
■株式会社の典型としての鳥屋酒造
鳥屋酒造の前身は、この近くにあった素封家、大島さん(年貢米で1500石と言われていた)の新宅さんが、年貢米に付加価値を付けるために興された酒屋。
30石くらいの規模で、自分の家の使用人と周囲の人に分ければ無くなる程度の量だった。それだけの生産量では、杜氏集団を雇用するには足りなかったので、周囲の人に出資を募って株式会社を設立。自分のところにあった酒造権をその会社に移したらしい。
それが大正8年(1919)のこと。
■限定流通「みなもにうかぶ月」
「みなもにうかぶ月」が出来たきっかけは、金沢の西本酒店の亡くなったご主人が、冬場に一度酒蔵を見に来られたこと。それが最初の契機になり、酒販店さんが連携して売ってくださっています。販促資材を自費で作ったりしてくださっています。
「池月」を応援している9軒の酒屋は、「北陸まちの酒屋の会」として活動なさっています。福井の酒屋さんも2軒含まれています。
徐々に知られるようになってきており、「その酒は、どこに売っているのか?」という問い合わせの電話がよく掛かってきます。
■月1回は酒販店の勉強会に参加
金沢で毎月行われる酒販店さんの会合にも出席しています。酒も飲まずに、商品作りや販売について議論しています。販売促進のためのポスター制作についての検討なども、その会合で行います。
飲食店さんへの販売営業には直接お邪魔していませんので、どこにうちの酒が入っているかは、よく分かっていません。営業体制を、当社として組むことは難しいので、酒販店さんにお任せしています。
■杜氏との関係
杜氏との関係というものは、蔵によって異なります。当社の場合は、基本的なことは指示しますが、あとは杜氏に任せています。あまり口出しをすると良くない。杜氏を信頼して任せることも大切です。
珠洲から杜氏に来てもらっており、30数年になります。
■造り酒屋としての資産
酒販店さんとの関係は、一番の資産、財産です。
酒販店さんが頑張ってくださっているので、「池月」も売れています。金沢を主力に、福井、富山、岐阜、神戸、大阪、京都にも販売していただいている酒販店さんがあり、一方、金沢の居酒屋などで、常時置いていただいているお店が増えています。
もちろん、池月そのものの評価が高いことも不可欠であり、そのために日々の努力が必要です。
一気に売り上げがあがることは難しく、酒を仕込んで2年後に商品になることを思うと、徐々に売り上げが伸びることが理想。
正直な酒造りと地道な営業活動で、「池月」を未来に伝えたい。
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