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谷元 亮介さん・明子 さん

谷元 亮介・明子(たにもと りょうすけ・あきこ)

民宿曽々木荘・曽々木食堂

能登丼を作る人
能登丼を提供する店舗の最年少夫婦。2年前に能登にUターンして来て、家業の民宿曽々木荘、曽々木食堂にて新しい時代を切り開こうとしています。
民宿曽々木荘・曽々木食堂
〒928-0206 石川県輪島市町野町曽々木シ部57 
TEL 0768-32-0211 FAX 0768 32-1211
 
営業時間 10:00~19:00(食堂)
定休日 不定休
URL 民宿曽々木荘

※記事内容は取材時のものです。掲載情報変更の場合があります。
ご利用・お出かけの際は、お問い合わせ先などでご確認ください。

■能登丼への挑戦
「能登丼の話があったとき、僕たち夫婦も両親も、やってみようと意見が一致したんです。特に僕が乗り気だったんです。」と、亮介さん。
平成18年3月25日の能登半島地震の2週間前に、その1年前に結婚した奥さん・明子さんを連れて能登にUターンして来ました。
そして、両親が営んで来た、"民宿曽々木荘"と、"曽々木食堂"で、新しいスタートとなりました。   

帰って来た曽々木地区には、昔程の活気がなく、地震によってのダメージも大きいものでした。
そんな時に、奥能登地区で「能登丼をやろう!」という取り組みに、自分たちのお店の発展につながれば、そしてさらには能登全体の発展となればと思い、参加することを決めたのだそうです。
■父親と息子
亮介さんとお父さん。よく意見の衝突があるそうです。
意見をぶつけ合い、文句を言い合う。お互い頑固だから一歩も譲らないんだとか。
それでもやっぱり親子。「数時間経つと何もなかったかのように元に戻るんです。」と明子さんが教えてくれました。
本気で意見をぶつけ合い、親子で切磋琢磨していく姿が、きっとここにはあるんだと思います。
■曽々木荘の能登丼
能登丼のメニューを作る中でも亮介さんとお父さんの意見の衝突はあったようですが、「観光客や外から来た人に喜んでもらいたい」、「輪島の地元の魚でもてなしたい」というお父さんの強い思いで、この海鮮丼のメニューが出来上がったそうです。もちろん味付けや具材など様々なことを親子で一緒に考えてきました。

そして出来上がったのが、普通の海鮮丼ではなく、地元の季節の魚を7、8種類使い、この土地の"いしる"のタレをつかった"づけ丼"です。
ただ、このいしるには独特の臭みもあるため、初めて食べる人にも食べやすいようにと、いしる独特の臭みを消すために柚子の皮が散らしてあります。
能登丼が御膳ででてきて、お椀のふたを開けたときに、ふわっと柚子の爽やかな香りが広がります。そして、食べる時にもこの柚子がとっても効いていました。
■「魚食え、魚食え!」
東京で調理学校を卒業し、ホテルの和食レストランで修行を積んでいた亮介さん。学生時代に知り合った明子さんと結婚し、能登に帰ってきました。明子さんは栃木県出身。実家から遠くなってしまうことや、能登に来ても友人がいないということで、迷いもあったし、覚悟も必要だったと言います。
それでも、亮介さんについて能登へやって来て、それを周りの人たちが素直に喜んでくれていることを知り、とても嬉しく思ったそうです。
また、輪島の朝市に魚を買いにいくと、いつものおばちゃんが「こっちに慣れたけ?慣れたけ?」と気にかけてくれ、「魚食え、魚食え」と言ってくれることに能登の人の優しさを感じるそうです。
それでも、若夫婦にはもうちょっと周りに若い人がいれば、いろいろな相談ができたり、苦労や楽しみも共有できるのにという思いがあるようです。
■輪島よりあっち、珠洲よりこっち
お父さんは、「これからはお前たちがやっていくんだ」と言ってくれているそうですが、やはり若夫婦は何かしたいことがあると、まずお父さんに相談するそうです。「こういうことやりたいんだけどどうかな?」と。
 
昨年、知り合いに頼んでホームページを開設しました。
http://www.sosogisou.com/
基本的には若夫婦が中心に進めていたのですが、キャッチフレーズを考えているときに、お父さんがぽろっと言いました。
「輪島よりあっち、珠洲よりこっち」と。
「それ、おもしろい」「それ、いいね」と言うことで、現在のホームページのトップにキャッチフレーズとして使われています。

そうやって、いつもみんなで話し合い、物事を決めていくのがこの曽々木荘のやり方なんですね。
●取材後記
高齢化が進む地域で、頑張っている若い人の存在は、地元の人々にも、そして能登に帰ろうかなと考えている若い人にも、とっても勇気を与えることだと思います。両親との衝突と協力を重ねながら、若夫婦がどのような道を切り出していくのか、今後も目が離せません。
曽々木の交差点の角に位置します。
曽々木の交差点の角に位置します。
  入り口にある大きな緑色の暖簾。
入り口にある大きな緑色の暖簾。
  店内も緑色と水色が貴重となっています。
店内も緑色と水色が貴重となっています。
お父さんが撮りためた植物の写真が店内にずらり。
お父さんが撮りためた植物の写真が店内にずらり。
  特に雪割草がお好きなお父さんの、販売コーナー。
特に雪割草がお好きなお父さんの、販売コーナー。
  能登丼についてくる輪島塗の箸。箸袋も和紙でかわいいです。
能登丼についてくる輪島塗の箸。箸袋も和紙でかわいいです。
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